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終わってからが本番!インタビューのまとめ方

インタビューが終わってほっとしたのも束の間。

まとめるのが難しくてなかなか記事に仕上がらないこともありますよね。

そこで今回は、インタビューのじょうずなまとめ方をご紹介します。 この記事でポイントを押さえれば、慣れない人でもきれいで読みやすい文章に仕上がりますよ。

インタビューが終わったらすぐ書こう

インタビューが終わったらすぐに書き始めましょう。

数日寝かせてから書き始めようとすると、インタビュー当日の熱意や空気感を忘れて記事が薄くなってしまいがちに。
可能な限りインタビューが終わってからすぐに文章作成に取り掛かりましょう。

インタビュー記事の書き方

では具体的なインタビュー記事の書き方をご説明します。
この順番で作成すれば、自ずと見た目にも美しい記事になります。

テープ起こし

テープ起こしとは、インタビューの録音内容を文章に書き起こす作業のことです。テープ起こし専門のアプリやパソコンの音声入力を利用して、録音内容を文字に書き出しましょう。
インタビュー時間が短く内容をほとんど覚えているならテープ起こしをする必要はありませんが、細部まで思い出したい場合は文字にしておいた方が便利です。
もし録音していなければメモを読み返して、回答内容を思い出しましょう。

見出しを作る

質問事項と回答を把握したら、見出しを作成しましょう。

見出しを読むだけで大まかな流れが分かるように作成するのがポイントです。 ストーリー形式で組み立てると読みやすくなるので「読み物」として成立するよう質問の順番を入れ替えるのも構いません。

最も伝えたい内容は、記事の最後に掲載しましょう。
読者の印象に強く残ります。
たとえばあるプロジェクトの成功秘話を書く場合なら
①失敗例や悩んだ事
②何度もチャレンジした実体験
③壁を乗り越えて成功した内容

という流れにすると効果的です。

本文を書く

見出しに沿って本文を埋めていきます。
文字起こしした内容を確認しながら、インタビュイーの意図が誤って伝わらないよう注意して書きましょう。
本文をまとめるコツは下記に掲載してありますので参考になさってください。

校正・校閲

書き上がったら、誤字脱字がないか、内容に誤りがないかなどをチェックします。
誤字脱字のチェックは自分一人だとなかなか難しいので、誤字脱字チェックのツールを使ったり同僚に依頼したりして、最終確認を行なってください。
念のため録音を聞き直して事実確認も行いましょう。

インタビューをまとめる時のコツ

インタビューをよりきれいにまとめるコツをご紹介します。
下記のコツを意識して記事を作成すれば、見違えるほど読みやすい記事にできますよ。

迷った時は対話形式で

インタビューを記事にまとめる方法は大きく「対話形式」「一人称形式」「三人称形式」の3パターンがありますが、慣れていない人でもまとめやすいのは「対話形式」です。

<対話形式の例>
A:○○について教えてください。
B:○○は私にとって〜

インタビューに近い形式なので、書きやすく読みやすいのが特徴です。

話し言葉と書き言葉

録音内容をテープ起こしすると、実際の発言がそのまま文章として成り立たないケースがよく起こります。
インタビュイーは考えながら話すので、話の内容がすり替わっていたり、内容が長く分かりづらかったりするのです。
ですから適度に書き言葉に変換しながら文章にします。
きれいな日本語になっているか読み返して修正してください。

専門用語には注釈をつけて

読者が理解できない可能性のある専門用語は、注釈をつけたり一般的な単語に変換したりしましょう。
読者が理解できず、インタビュー記事事態を読み飛ばしてしまう可能性を排除します。

まとめ

インタビューはまとめ方次第で見栄えがグッと良くなります。
この記事でご紹介した流れやコツを、ぜひ役立てていただければ幸いです。

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